ばぁばの乙女心が傷ついた日。
川や海の側はなんでこんなに
癒しがあふれてるんでしょう?
少し前の写真です。
父方の祖母の事です。
ここ数日いろいろ思い出す。
小っちゃくて
気が強くて
悪態つきまくり
子供のころは怖かった。
働き者で面倒見がよく
本当は愛情深い人。
私がアロマの仕事をしていた頃
島に帰って祖母にマッサージ。
何してほしい?
と聞くとフェイシャルがいいと。
準備をしてフェイシャルを開始すると
祖母:「シワもちょっとは薄なっとかね?」
私:「一回じゃ難しいけど何回かすると綺麗になると思うよ。」
祖母:「じいちゃんが、人の顔見てシワシワじゃんって言うとよ。」
「だから腹の立って(誰のせいでこがんなったとおもとっとかぁ~!)
って言うたとよ。」
訳:誰のせいでこんなにシワが増えてしまったと思ってるの?
ばぁば♡愛おしい。
老人ホームにいた祖父に会いに行った時の話で
140CM代で背が低く
ベッドに乗らないと顔が遠い。
だからいつもヒョイっとベッドに乗って
顔を近づけ確認作業。
体調が大分悪かったので
意識もはっきりしていない状態で
忘れられては困ると
今,目の前にいるのが誰か解るか?
確認するために
祖母:「誰かわかっか?」
祖父:「○○(名前)さんじゃろが」とか「奥さんじゃろ」
というやり取りをして突然
じっと顔を見てひとこと
祖父:「シワシワじゃん。」
と言い放ったみたいです。
じぃじ酷い。
顔笑ってたっていってました。
ばぁばは仕事に介護に大変で
夜中も何度も起きて
眠れない日々が続いて
だからシワも増えた。
頑張ってきた証なのに
それなのに
大好きなじぃじに衝撃の一言。
ばぁばの乙女心は傷つきました。
だからフェイシャルご希望だったのかと思うと
愛おしい気持ちが溢れます。
そんなことがあっても
祖父が亡くなった後
二人で話していると
島から出る事もあまりなかったし
いろいろ大変だったけど
幸せだったと。
じぃじの若かりし頃の写真をみながら
男前で優しかったと。
自慢してくれました。
本当に大好きだったんだと
だからこそ綺麗でいたかったんだなぁと思います。
いくつになってもそんな気持ちを
持っていられる事が羨ましくもありました。
天国があるなら
今頃また一緒に楽しく過ごしていることでしょう。
じぃじ、ばぁばに可愛いといってあげて。
そして仲良く楽しくね。
今日は十五夜🌕
私の家からは雲で見えなさそうです。
今日も一日お疲れ様でした。
明日も素敵な日になりますように。